税理士の渡辺章と申します。
私が税理士業を営むに当たってのモットーは、「毎月一回は必ず私自らが訪問し、お客様のお話しを聞く。」ということです。
たまに、とある経営者の方から「会計担当者は毎月来るけれども、先生は決算の時にしかお会いしたことがない。こういうもんなんですかねぇ…。」というお話しを聞くことがあります。
このやり方が良いか悪いかは別として、私自身は事業者の真の姿は、決算書や試算表の数字からだけでは読み切れないと思っています。現場にお邪魔して、経営者の方と顔を突き合わせて生のお話しを聞く、従業員の働く姿勢やお店の雰囲気から経営状態を肌で感じる。こういったことから、その事業者の数字には表れない真の姿が見えてくると思うのです。
ですから、当事務所と月々の顧問契約を結んでいただいたお客様につきましては、毎月一回は必ず私自らが訪問し、お客様のお話しを聞くことを私のモットーとしており、これからもこの姿勢は続けていきたいと思っています。
口幅ったい言い方になるかもしれませんが、私の経営理念は、「経営者の良きパートナーでありたい。」の一言に尽きます。
自分も経営者のはしくれですが、経営者というのは、本当に孤独な存在だと思います。知人、友人、家族、従業員、同業者など、これらの人々からアドバイスは聞けたとしても、最後に決断を下さなければならないのは自分自身であり、自分自身で責任を取らなければならない。事が急であれば即断も迫られる。内容によっては、従業員にも家族にも話せない。それが経営者だと思います。
そんな経営者の方の良きパートナーでありたいです。経営が苦しい、資金がないという場合には、一緒になって悩みたい。プロジェクトが成功した、はたまた業績が上がった場合には、一緒になって喜びたいです。
自分もまだまだ若く、若輩者ではありますが、お互い刺激し合って切磋琢磨していける関係が作れれば、こんなに素晴らしいことはないと思います。
- 昭和47年7月5日
- 母親の実家がある石川県加賀市にて出生、その後千葉県船橋市にて育つ
- 平成7年4月
- 大学卒業後 日動火災海上保険㈱に入社し、
自動車ディーラーを中心に損害保険の営業に励む
- 平成10年4月
- 一大発起し、日動火災海上保険㈱を退社し、税理士を目指す
- 平成12年9月
- 受験勉強中、学校法人大原学園 税理講座本部 税理士科 消費税法科に専任講師としてスカウトされ、同校に専任講師として入社
- 平成16年9月
- 学校法人大原学園を退社し、㈱宇高会計情報センターに入社
- 平成16年12月
- 税理士試験合格
- 平成19年1月
- 税理士登録
- 平成20年10月
- (株)宇高会計情報センターを退職し、船橋にて独立開業
- 現在
- 税理士業を営む傍ら、講演活動や執筆活動を行う